アジングの仕掛け キャロ、ジグ単、メタルジグ
アジングの仕掛けは、主に3種類を使い分けます。
- キャロライナリグ(通称:キャロ)
- ジグヘッド単体(通称:ジグ単)
- メタルジグ
使い分けるといっても、99%はキャロライナリグを使用します。キャロライナリグは超軽量ジグヘッドを遠投できるし、風があっても使いやすく、フォールも早いのでスピーディーにいい釣果がでます。仕掛けをどれか一つに絞るならキャロライナリグであり、一晩の釣行で全てをキャロライナリグのみで通すことも珍しくありません。
アジングの定番はキャロライナリグ。そして場合によってはその他の仕掛けを試す。といった流れになります。
キャロ(キャロライナリグ)
ラインにキャロシンカーという中通しのオモリを付けます。
キャロシンカーの重さは5g〜10gほどを使用します。誘導仕掛けとなっているため、キャロシンカーはキャストの時やフォールの時にはその重さの効果を発揮し、アジのアタリの時にはラインの動きを邪魔せずアタリは手元にダイレクトに伝わります。使用するジグヘッドは0.4g以下と超軽量ジグヘッドを使用し、自然な動きを演出します。
はっきり言ってアジングのほとんどはキャロライナリグを使用します。これがないとアジングが成立しません。
キャロシンカーにはアジングのど定番、TICTのMキャロを使います。ジグヘッドは中型のアジならダイアモンドヘッドや、小型のアジならバランサーヘッドがお勧めです。
ジグ単(ジグヘッド単体)
ジグヘッドのみを使用したアジングです。キャスト時にはジグヘッドの重さのみに頼るので、ジグヘッドにはある程度の重さが必要です。通常1g〜2gを使用します。これはソフトルアーを使ったアジングにとっては結構な重さとなります。1.5gを超えるとキャスト時も誘い時もかなりのずっしり感があり、フォールもストンと沈下していくのでコツが必要です。
ジグヘッドは中型のアジならダイアモンドヘッドや、小型のアジならバランサーヘッドがお勧めです。
メタルジグ
メタルジグはオモリにフックが付いたもの。しかし、オモリがただのオモリではなく、色と形状が独特のものとなっています。そして他の仕掛けと違いソフトルアーを付けません。メタルジグはオモリそのものがアジの獲物を演出します。重さは7g〜12gほどの小さなものを使用します。メタルジグはリトリーブしてもひらひらと動いてアジを誘っているように感じるかもしれませんが、実際に効果を発揮するのはフォーリング中です。フォーリングをさせるとひらひらと木の葉が舞い落ちるように沈んでいき、メタルジグ本体のキラキラした外観が水中でもアピールします。アジはほとんどの場合、フォーリング中にバイトしてきます。
このように、アジングは主に3種類の仕掛けを使用しますが、仕掛けごとに使い方、誘い方が全く違います。3種類ともコツをつかみ使えるようになるにはかなりの時間と経験が必要です。
ある程度それぞれの仕掛けを使いこなせるようになったとしても、釣り場で突然別の仕掛けを使い出すと、これまでの要領との違いに手の感覚が付いていけず、気持ちの切替が大変です。
アジングでは、この3種類の仕掛けをセットした竿とリールを3組用意し、竿を持ち替えるだけですぐにその仕掛けを使用できる環境が理想です。実際に私もそうしていますが、これでは3種類の釣り方を覚えるだけでなく、釣り具も3セット必要になってしまいます。
このようなことから、まずどれか一つを選び、竿にセッティングし、アジを探っていくなら、迷わずキャロライナリグを選びましょう。結局のところキャロライナリグが一番使いやすく、よく釣れます。
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