爆風&爆釣の爆爆アジング

2017年11月11日

11月初の離島アジング。

前回の離島でライトルアーゲーム アジング最高♪から2週間しか経ってない(笑)

基本的にショアでのアジングは九州北部の場合11月〜2月の厳冬期がベストシーズン。今年は特にアジの状況がいいのか、毎回楽しい思いをさせてくれるし、毎回尺アジも釣れてるから釣り熱がうずいてどうしようもない。

そんな中、めったに休みがとれない友人Yから休みがとれたとの吉報が。もうこれは行くしかない。ということで離島にアジング釣行決定!

前回で2匹目のどじょうはいたんだけども、さてさて3匹目はいるのか?

当日は前線の影響で強風の夜との予報。アジングは毎回離島で一晩釣り続けて、翌日の朝に帰るんだけど、予報では昼の15時頃には風速6mとか、それから風が落ちても5m前後が朝まで続くという。。普通ならアジング成立しないから中止か延期ってなるとこだけど、友人Yの休みは変更効かないし、これは覚悟するしかない。ええい、なるようになれっ。

ということで、出発〜からの、道中でいつもの肉ゴボウ天うどん。これを食べた日はボーズくらったことがない!(以前冒険してカレーうどん食べたときはまさかのボーズだったし)今回もちゃんと肉ゴボウ天うどん食べましたよ。風強いけどお願いしますよ海の神様。

肉ゴボウ天うどんでげん担ぎ

肉ゴボウ天うどんでお腹も満たされ、上機嫌でいつもの渡船乗り場に到着。予定通り出航予定の1時間前♪

離島出航前の渡船

うーん、風が心配とか考えながら船で出航を待ってると、船の時刻表が変わっていることが判明。なんと待ち時間が1時間半(>_<)ながーい。

あまりにもヒマなので一旦船から下船。

渡船乗り場の駐車場

船員さんたちに聞いて、一番近い酒屋さんまで軽くお散歩。缶ビールを買って、海を眺めながら軽く一杯(笑)奥は待ちきれずデイアジングを始めたSくん。

Sくんは本命のアジは釣れず、きわきわで穴ハゼを掛けてた(笑)

渡船出航待ちにビール

やっと時間が来て船が出航し、16時ころに離島に到着。まあ覚悟してたとはいえ、強烈な爆風。道具は飛びそうだし、竿を立てて持つのも大変。ふにゃふにゃのPEをガイドに通すとかどんな拷問(>_<)

でも夕まづめも近いし、焦って道具をセッティング。

セッティングした道具

  • アジングロッド PE0.4号 Mキャロ5.3g ジグヘッド0.4g 2.5インチワーム
  • アジングロッド PE0.2号 10gメタルジグ
  • エギングロッド PE0.8号 10gメタルジグ
  • ショアジギロッド PE2号 30gメタルジグ

4セットも用意するとセッティングが大変(>_<)

まずはMキャロで様子を見る。でも風がすごくてアジングにならな〜い(>_<)

アタリぽいのがちょこちょこあって、やっと掛けた本日第一号はアジゴ(^_^;)

アジング初獲物はアジゴ

アジングは厳しいし、だんだん日も暮れていい感じになってきたから、外海側に思い切り30gメタルジグをぶん投げてしゃくってみる。でも全然反応ないし、こんな荒れた海でどう誘えばいいのかぜんぜんわからん。5投くらいしてギブ。アジングに集中しよ(^_^;)

夕マヅメのいい時間帯になると、地元の餌釣りのおじさん達が来るからすぐわかる。今回も原付でいつものおじさんがブーンってやってきた。なるほど、今から時合いなのね(笑)と期待が膨らむ。

さっきからさんざん攻めた漁港の内側に、おじさんがサビキ仕掛けをドボーンと投げる。隣で、一投目はどうなんだろとじーっと観察するしらぽん。仕掛けが馴染んでウキが立った直後。ぎゅーーん。ウキが消し込む。まじかーーーー。

おるやん魚。さんざん攻めてノーバイトだったのに、おるやん!

重そうにリールを巻いて、竿を曲げながらおじさんが持ち上げた仕掛けには25cm前後の中アジが鈴なりに。。。毎度のことながら餌パワーすげー。

こうなるとすぐ餌師に便乗するしらぽん。おじさんのコマセが効いてそうな辺りにMキャロを遠投。浅めに10秒ほどカウント。強烈な追い風で、竿でじっくりさびきたいのに風が竿を押し返す。アタリ取り辛すぎる。とにかく集中集中。

軽くしゃくってから、じっくりとさびきながら、手の感覚に全神経を集中。。。カサッ。反射的にアワセを入れる。ゴツン!きたーーーー!

予想以上の引き(掛けても25cm前後と思ってた)から上がってきたのは尺アジ!やったーーー♪明るいうちからこんなの来るんだ(@_@)測ったら35cm。

35cmの尺アジ

それからもコマセ便乗アジングで中アジが入れ食い。相変わらず強風に押し戻される竿に苦労しながらアタリを拾っていく。集中してればなんとか拾える。そしてこのサイズがどんどん釣れる。引きもパワフルだし、楽しい!

尺アジ1匹目

アジの時合いはほんとに短時間。ここでだいたい30分くらい?アタリもだんだん遠のいて、そろそろ時合い終了かな〜って思いながらヘッドライトを装着。気合いを入れ直し、ほぼ暗闇と化した漁港の内側を丹念に探ってたら、またかすかなアタリ。アワせてみると、ゴゴゴゴゴ、うわ、めちゃ引く。これはバラしたくない。ドラグを出されながらなんとか足元まで寄せ、さらにそこから真下に突っ込まれ、ドラグが出ては巻きを繰り返しながら無事にキャッチしたのが、本日の最大サイズ36cmのアジ!これはほんとに楽しかった!

尺アジ2匹目36cm

このあたりで時合いは完全に終了し、早々と爆風の徹夜修行モードに突入。アタリはなく(または爆風で気づかず)、とにかくつらい。立ってても風でふらつくぐらいの爆風。竿を立てて持っても、風が竿を押して、立てて持つ手にかなり力がいる。つまりアタリがわからない。。まあ言い訳か(笑)

とにかく釣れない、辛いという時間が過ぎ、それでもなんとか1時間に数匹の中アジ(20cm前後)を追加していく。ああ、疲れた、辛すぎる。

とうとう深夜3時頃に力尽き、防寒着のまま防波堤に座って仮眠。強風と寒さで寝たのか放心状態なのかわからないまま3時半くらいに起きる。そしていつも通り30分くらい放心状態で相変わらずの爆風の中で海をぼーっと眺める。俺なんでこんなとこで、こんな辛い思いしてんだろ。ついついそんなことを考えてしまう。

4時が近づき、そろそろ朝マヅメの時間帯かなーと思ってたら、例の餌釣りおじちゃんが原付でブーンと来た。おお、そろそろなのか?テンションが上がる。

考えてみたら、いつもおじちゃん見てテンション上がってるし(笑)

早速寝る前までやってた修行のような釣りを再開。おじちゃんと見ると、相変わらず入れ食いの状態。魚おるやん。。。

たまにはと思って、強風向かい風でつらいけど1.3gジグ単を外洋に近いほうに投げ、ふわふわさぐってるとゴツン!ひったくるようなアタリ。相当引いて、足元でも突っ込んで、上がってきたのは裏本命のアカカマス!なにげにカマス最高なんだよねー。引きがたまらない。もちろんアジが本命だけど。それにしてもPE0.2号の強度はすごい。尺アジを超える引きでも全然不安なくファイトできる。

あがってきたのは40cm弱の立派なアカカマス(・∀・)

アジングでアカカマス38cm

気を取り直してMキャロに持ち替える。なんとなく海の活性上がってきたみたいで、誘ってるとコンときた。アワセて、あがってきたのは20cmくらいのサバ。元気よくビビビってなってる。サバはリリースね。

アジングでサバ

それからは明るくなるまでアジの時合いが到来し、風も若干弱まり、朝マヅメは夕マヅメよりラクに楽しく過ごせた。もちろんアジはナイスサイズが入れ食い。朝マヅメでさらに32cmと31cmの尺アジを追加して、あとは中アジ沢山で、今回の納竿となった。

いやあ楽しかった。アジはみんな元気良すぎて右腕がパンパンだよー。

持ち帰ったアジその他がこんな感じ。

アジング結果 クーラー一杯の獲物

爆風で辛くて、夜中にはなんで今日来たんだと後悔したりしたけど、終わってみると今回も最高の一晩だった(笑)

ショアジギは失敗だったけど、ショアジギはそんなもの。回遊が来るかどうかは運任せ。気にしなーい。

ああ、また行きたいなあ離島。

さてさてシーズンは始まったばかり。これから2月までめいっぱい楽しむぞー!