恐怖 釣り中のカミナリでプチ感電

釣りとカミナリ そういや前回の釣行でカミナリでかなり恐い経験をした。

前回の釣行 → 爆風&爆釣の爆爆アジング

この時の釣行は、そもそも悪天候の予報で、でも同行する友人の都合があってやや無理気味に決行したという経緯もあった。

天気予報と実際の釣行スケジュールはおよそこんな感じだった。(いつも使ってるYAHOO!JAPAN 天気・災害>釣りの天気にて)

まあいつもの徹夜スケジュール。

時間 風向/風速 天気 降水予想 釣り予定
15時 南南西/6m 曇/晴 0mm/h 釣り場に到着・小躍り・乾杯
18時 南南西/5m 曇/晴 0mm/h 夕マヅメ・乾杯
21時 南西/5m 曇/晴 0mm/h 忍耐の釣り・夕食・乾杯
予報なし ひたすら投げて巻く・乾杯
0時 西北西/5m 曇/晴 0mm/h ダラダラ投げて巻く・最後の乾杯
3時 北西/5m 弱雨 1mm/h 夜食・眠気との戦い・放心状態で投げて巻く・感電
6時 北北西/5m 曇/晴 0mm/h 寝不足で自分を見失う・朝マズメ途中で船に戻る

今回一番心配だったのはなんといっても風。

MAXで6m、弱くて5mの予報。でもね、なぜか海岸ってこの数倍は強い風になる。

たぶん、立ってるのがやっとになると思う。普通なら中止か延期にする予報だけど、友人の都合もあるし、ちょっとだけ無理しようかな、そんな気持ちだった。

実際には 爆風&爆釣の爆爆アジングにも書いた通り、爆風につぐ爆風で悲惨な目に。ずれたワームを真っ直ぐにしたくて竿を目一杯傾けても、ワームは空を舞うばかりという。。

でもそんな爆風、最初からわかってたし、覚悟もできてた。めちゃ釣りにくいし、寒いし、辛かったけど、それはこれまでも何度も経験してきたこと。すぐにでも家に帰って暖かいコタツに入りながらミカン食べたいけど、船は朝まで便がない。どんなに辛くても強制釣り続行というパターン。

そんな中で、今回一番恐かったのが雷(>_<)

もうね、風なんかどうでもいいって思えるくらい恐かった。

死ぬかと思った。

上のスケジュール表で言う3時頃の時間帯。

雨がぱらつくかもねーって感じでそう心配もせずに釣ってたら、真っ黒な雲が強風に乗ってみるみる上空を覆い尽くし・・・

遙か水平線あたりでは雷がゴロゴロ、たまにビカっと落雷があってる。

落雷も、音も遠かったし、あれが近づいてきたら避難しなくちゃなーと思ってたら、友人が切れたラインを片手に「おーい、リーダー組んでちょ」とやって来た。

不器用な友人は、悪天候+夜間のリーダー組みが大の苦手。「おっけー、こっち来い」てな感じで彼を呼び、彼のロッドを道具箱のロッドホルダに立て、竿先から垂れてるPEを口に咥え、リーダーをよこせと彼に手を伸ばした。

すると彼が、ライジャケのポケットから取り出したリーダーを差し出しつつ、「なあ、竿を握るとピリピリするけど気のせいか?」と言ってきた。

「は?お前、加齢の神経痛じゃないの?(笑)」とリーダーを受け取りながら、メインラインをもう少し張ろうとロッドスタンドに立てた彼のロッドを何気なく触ったら

バチン!(@_@)

いてっ・・・・・・・・・(唖然)・・・・・は?

指先が・・・え?・・・か・・・感電した・・・・?

ひいいいいいいっ!なんてこったい!ぴりぴりどころじゃない!冬場の静電気の何倍も強い!ヤバいだろこれーーーーー(>_<)

マジかマジかマジか、雷鳴はあんなに遠いのに。たぶん数キロは先。どういうこと?大気が帯電してる?ここにも落ちる予兆?死ぬかも?

それからは立てている竿を寝かせ、姿勢を低くし、近くの落雷しそうな鉄柱(灯台かな)から10m以上離れ、同行者全員で身を低くしてただ様子を見る。下手に立ち上がっても恐い状況。

そうこうするうち、雷雲は一気に通り過ぎ、雷鳴も聞こえなくなり、空が晴れてきた。

ふう・・・・・死ぬかと思った。

とういうわけで、今生きてる。生きてるって素晴らしい。そして雷こわい。

今回生まれて初めての、雷(のようなもの)にプチ感電したわけだけど、ほんと恐いから、本能がこれヤバいよってマジ警告してくるから。悪天候の釣行は、雨、風、波とともに「雷」にも気を付けようと心に固く誓いました。

この際だから緊急時の雷対策をしっかりと復讐しておきましょー!生きてないと釣りできないよ!

安全な空間に避難できない場合の対応

釣り場の雷対処法

近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避します。高い木の近くは危険ですから、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。

なお、保護範囲に退避していても、落雷地点の近くで座ったり寝ころんでいたりしていると、地面に接触している身体の部分に、しびれ、痛み、ヤケドが発生し、ときには歩けなくなることがあります。

(雷から身を守るには ― 安全対策Q&A ― :日本大気電気学会 から引用)

出典:気象庁 – 雷から身を守るには
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder4-3.html

要は、

斜め上(45°)を見て目線より高い構造物があり、なおかつ構造物との距離が4m以上必要

ってことね。

そうなると、今回の防波堤では偶然にも、近くの灯台が丁度そのくらいだったかも。とは言ってもそれは結果論。

釣りは安全が大事!もしもの雷で事故が起きないように気を付けよう!